ニンニク栽培早見表
ニンニクの発芽・生育適温
ニンニク発芽適温は20~24℃、生育適温15~20℃です。
ニンニクの球根(種球)の植え付け
ニンニクの植え付けは9月下旬~10月頃に行います。ニンニクの植え付け2週間前に畑に苦土石灰を施し、1週間前に堆肥、化成肥料を畑に施して幅約60cm、高さ約10cmの畝を作ります。
ニンニクは尖っている方を上に向けて深さ5~6cm、株間15~20cm、条間20~25cmで種球を植え付けます。植え付け後はたっぷり水を与えましょう。
ニンニクの追肥
ニンニクの追肥は1回目は植え付け1か月後に化成肥料を株元に追肥します。同様に2回目の追肥を2月頃に行います。追肥が遅れると苦いニンニクになる可能性があるので、3月以降の追肥は行わないようにして下さい。
ニンニクの芽摘み
5月頃になるとトウ立ちしてニンニクの花茎(ニンニクの芽)が伸びてきます。球根の育ちが悪くなるのである程度の長さになったらニンニクの花茎を摘み取りましょう。摘み取ったニンニクの花茎はニンニクの芽として炒め物などにして美味しく食べることができます。
ニンニクの芽にはアリシンやカロテン、ビタミンC、食物繊維などが含まれており非常に栄養価が高い野菜です。
ニンニクの収穫
ニンニクの収穫は5月中旬~6月頃の晴天が続く日に行います。ニンニクの葉の5割が黄色くなってきたら引き抜いて収穫しましょう。
ニンニクの連作障害
ニンニクは連作障害が起きにくいので数年間は同じ畑に連作することができます。
ニンニクの保存方法
収穫したニンニクはすぐ根を切りましょう。ニンニクを長期保存する場合は風通しの良い場所にニンニクの茎や葉をヒモで束ねて吊るすか、ニンニクをネットに入れ吊るして保存しましょう。