トウモロコシ栽培早見表
トウモロコシの発芽・生育適温
トウモロコシの発芽適温は25~30℃、生育適温は20~30℃です。
トウモロコシの種まき
トウモロコシの種まきの2週間前に畑に苦土石灰を施し、1週間前に堆肥、化成肥料を畑に施し、耕して畝を作ります。直まきする場合は、株間30cm、条間40cmで深さ2cmのまき穴を作り、一箇所に3~4粒の種をまき、覆土します。本葉3~4枚の頃、1本になるように間引きます。
ポットまきにする場合は、9cmポットに深さ2cmで3~4粒ずつ種をまき、本葉3~4枚の頃、1本になるように間引き、畑に株間30cm、条間40cmで植え付けます。
トウモロコシの追肥・土寄せ
1回目の追肥は草丈が40~50cmの頃に、化成肥料を株周りに施します。2回目の追肥は雄穂が出てきた頃に、化成肥料を株周りに施します。1回目と2回目の追肥とあわせて株元に土寄せ作業を行います。
トウモロコシの栽培管理・人工授粉
トウモロコシの株元から出てくるわき芽(分げつ)はかき取らないようにしましょう。分げつは株の倒伏を防止し、実の太りを大きくします。
1番上にある雌穂を残し、ほかの雌穂を取り除き、1株1本にすると甘いトウモロコシが収穫できます。取り除いた雌穂はヤングコーン(ベビーコーン)として食べることができます。
トウモロコシを確実に受粉させるため、人工授粉を行うのが効果的です。人工授粉は株の先端にある雄穂を切り取り、雌穂の絹糸にこすりつけて受粉させます。
トウモロコシの収穫
受粉後20~25日ほどで収穫ができます。雌穂の絹糸が茶色くなった頃が収穫のタイミングです。雌穂の皮を少しめくり、粒の状態を確認してから収穫しましょう。トウモロコシは収穫してからすぐに糖度が低下します。早めに調理するか、冷暗所に保存して2日以内に食べましょう。
トウモロコシの連作障害
トウモロコシは連作障害が起こりにくいため、連作することが可能です。